ユーチューバーが移住を決めたシンガポールは子供の教育に熱心で子育てしやすい国
Photo by Duy Pham on Unsplash
ランキングに参加しています。応援よろしくお願いします。

日本の人気ユーチューバーが移住を決めたそうで、最近シンガポールが注目されていますね。

ニュース記事のコメント欄で節税が目的という意見を読みましたが、お子さんがいる方なのでどちらかといえば教育移住がメインの目的かなと思いました。

たしかにシンガポールはお金持ちの外国人がたくさん暮らしている国です。

でも、お金の節約だけを目的に若いときの貴重な時間をここで費やすことは、正直なところ難しいんじゃないかと思います。

いっぽうでシンガポールはとても教育熱心な国で、これはとても魅力的です。

レベルの高い教育を目的に、高校から子供を留学させるとか母子留学するとかの外国人家庭もすくなくありません。

教育熱心な国というだけでなく、シンガポールは子供に寛容だし子連れにも親切だから、子育ては日本よりもしやすいです。

Akita
いつも遊びにきてくださって、どうも有難うございます。

生活に追われていたらちょっと間があいてしまい、久しぶりの記事になりました。

Photo by Lily Banse on Unsplash

シンガポールは子供の教育に熱心で子育てしやすい国

Photo by Joshua Ang on Unsplash

子供の教育に熱心な国

💠シンガポールの子供は小さなころからたくさん勉強します(させられます)。

大学の教育水準が非常に高いことでも知られる。シンガポール国立大学(NUS)、南洋理工大(NTU)、シンガポール経営学院大学(SMU)などが有名である。2016年4月、イギリスの教育専門誌『タイムズ・ハイヤー・エデュケーション』(THE)が発表した創立50年未満の大学の世界番付によると、シンガポールのNTUは2位に浮上した [81]

またOECDによる「15歳の時点での国際学力比較ランキング」では2015年に世界トップに上った[82]

Wikipediaより

本屋さんにいけば小学生から高校生までの各参考書が取りそろえられているし(しかも高くない)、町にはたくさんのtuition center(塾)があります。

幼児の知能開発教室やアートのクラス、中国語や英語の塾、理科専門の塾やインド系の数学塾、SATやAレベルやIB専門の塾、本当にさまざまです。

勉強するのが当たり前の雰囲気なんですよね。

もちろん日本人のお子さんが通うための幼児教育や公文、帰国生受験を専門にした塾からインターナショナルスクール編入のための塾まで各種あります。

↓シンガポールのフリーペーパーに塾の特集が組まれていました。

2021年 シンガポール 学習塾特集:保存版 SingaLife

💠シンガポールは子供の教育にとても熱心な国です。

シンガポールには、インターナショナル・スクール、日本人学校、ローカル校とあり、シンガポール人の一般家庭は英才教育を行うことで有名である。

行政機関は教育省(Ministry of Education)で、国の人的資源を最大限に活かすという方針のもと歳出予算が毎年常に全体の2割以上を占め、国防省に次ぐ規模である[80]。二言語政策の下で二ヶ国語教育が一般的であり、能力主義、実学主義を徹底しており、教育熱心な国として知られる。

Wikipediaより

シンガポール共和国:Wikipedia

受験戦争とか詰めこみ教育とか否定的に言われてたけど、日本も以前は必死で子供に勉強をさせていた気がします。

詰めこみ教育を肯定するつもりもないし、勉強が好きじゃない人を下げるつもりもない。

勉強が得意な人を妬まない、賢い人や能力の高い人を評価する尊敬する、そういう空気が日本にもうちょっと必要だと思う。

子育てしやすい国

シンガポール椰子の葉

💠一年を通して気温の変化がほとんどないので薄着ですごせます。

成長が著しい子供の洋服を、季節ごとに毎年そろえなくても良いんです。

衣類は夏物だけ、冷房対策のために上着があれば大丈夫。 

外国旅行するとかでなければ冬物は買わずに済みます。

ただ… これが『季節』というものを知っている人間にはボディーブローで地味にきいてくるんです。

明日から永遠に一年中が夏って想像してください。

💠治安が良いって子育てしやすさの一番の条件だと思うんです。

シンガポールの治安が良いのは、ルール違反者や犯罪者に対しての罰が厳しいからでしょうね。 

誘拐罪は終身刑か死刑です。

街にはたくさんの監視カメラがあります。

『シンガポールはルール違反者や犯罪者に対しての罰が厳しい』

自分の子供がティーンエイジャーになったら、今度はこれをよーく言い聞かせないとなりません。

💠出稼ぎ外国人のお手伝いさんを住みこみで雇っている家庭が多いです。

シンガポールは女性がフルタイムで働くのが普通なので、住みこみのメイドさんが子育てを一手に引きうけてたりします。

子供の保育園の送り迎えやごはんの心配もしないで済むから、お手伝いさんがいたら子育ては圧倒的に楽です。

※街で子供さん見かけると、躾の面で問題が生じる…と感じますが。

人件費は思うほど安くはありません。

お給料とは別に健康診断や一時帰国のための費用も全て雇用主持ち、ローカルの人よりも割高な徴税(Levy)も支払います。

それから日本人には『人は平等』という意識が強くあるから、親切にしすぎてしまう。

人権が… とか頭にうかんで酷いあつかいなんてできない。

良いことなんですよ。

でも結局なめられて、夜になると抜けだして帰ってこないとか、お金を盗まれるとか、留守中に男性を連れこんでいたとかのトラブルを数多と聞きます。

優しさにつけこまれて、骨どころか心までむしゃぶりつかれて、体調を崩す人もいます。

お金以外にも目的がある人にはシンガポールは暮らしやすいところ

日本の人気ユーチューバーが移住を決めたそうですね

最初にいうと、心が踊りだしそうになる刺激はシンガポールにはありません。

管理と制御がしっかりされているから凶悪な犯罪も悲惨な事件もないかわりに、驚くような変化も娯楽もないんです。

国がちいさいから西から東まで車で一時間もかからずに行ける、南から北もそう。

シンガポールで電車に一時間乗っても、日本のJRのように景色は変わりません。

オーチャードエリアと観光スポットを外れたらどこの街も雰囲気は同じだし、どのショッピングモールにも同じような店が入っています。

社会の調和を乱すような行為も、ハメを外してルールを逸脱する行為もここでは許されません。

大袈裟な話ではなく、即罰金・即逮捕です。

シンガポールに迷惑をかける人はいらないという強い意志です。

街には監視カメラがいっぱいだし、お互いに見張りあって迷惑行為を許さない。

※Covidiotsという名称でルール違反者の写真や動画をポストするSNSアカウントがあって、これには驚きました。

奔放な若者にとって、それからクリエイターにとって、たぶんシンガポールは退屈で窮屈なところです。

そして選民意識があるような人や特別感がほしい人、ルールを破りたくなる人は、しばしばストレスを感じるでしょう。

シンガポールは親日家が多い、外国人だからと差別されない

Photo by Ye Linn Wai on Unsplash

ルールが守れる人にとっては窮屈というよりも、シンガポールは安心して暮らせるところです。

治安が良く、外国生活をしているのに身の危険を感じたり近所で重犯罪がおきることもありません。

そして欧米で暮らすのと大きく違うのは、人種差別や外国人だからと理不尽な目にあうことがないところ。

日本の文化を好きでいてくれる親日家が多く、日本旅行したという人にもたくさん会います。

教育レベルが高いので、おだやかに話し合えば通じる人がほとんどです。

仕事があるとかお子さんの教育のためとかの目的がしっかりある人にとって、シンガポールはとても暮らしやすい国です。

これは良い点でも寂しい点でもあるんだけど、シンガポール在住の日本人は自分のことで忙しい。

他人のことにはあまり興味がないんです。

移住を決めたユーチューバーもそうだけど、有名になった人にとって、これがシンガポールで暮らす一番のメリットかもしれません。

有名なアナウンサーが暮らしていたそうですが、外国生活していると日本の有名人に疎くなる。

私もその方を知りませんでした。

シンガポールは教育の選択肢が多いです

Photo by Duy Pham on Unsplash

レベルの高いシンガポールのローカル校

シンガポールのローカル校のレベルの高さは有名です。

経済協力開発機構(OECD)の国際的な学力調査(PISA)で、世界一位になれるかが話題になるほどシンガポールの学生さんは優秀です。

Singapore's 15-year-olds top OECD's Pisa global competence test:THE STRAITS TIMES

シンガポールでの IBスコア(International Baccalaureate)平均が一番高いのもローカル校です。

IBは世界基準の教育制度で、日本でも入学者選抜にIBでの出願が可能な大学も年々増えています。

 International Baccalaureate(国際バカロレア):Wikipedia

IBを活用した入試制度:文部科学省 IB教育推進コンソーシアム

世界トップレベルの日本人学校がある

多くの駐在員家庭の子女が通うシンガポール日本人学校は、世界にある日本人学校の中でもトップのレベルです。

英語教育にも力を入れていて授業は能力別、上のクラスにはネイティブと遜色ない英語力のお子さんもいるそうです。

数年前にグローバルクラスが開設されました。

グローバルクラスとは:日本人学校 中学部 グローバルクラス

他にもフランス人やドイツ人の子女が多く通う学校もあって、そこもやはりレベルが高いそうです。

名門インターナショナルスクール

手を取り合ってハートを作る女子
Photo by Melissa Askew on Unsplash

シンガポールにはインターナショナルスクールの有名校が何校もあります。

学費は驚くほど高額ですが、お金持ちの外国人は方針やカリキュラムをみながら、子供にあった学校(親が好きな学校)に子供を通わせています。

インターナショナルスクール:海外教育情報サイト Spring

学力世界一のローカル校、世界トップレベルの日本人学校、インターナショナルスクールの有名校

そして数えきれないほどあるTuitionセンター

シンガポールでは、お金さえあれば子供の教育もだいたい望むようにカスタマイズ可能で、選択肢に困ることはありません。

日本の教育、日本の公立校は良くないのか

比較して感じるのは、日本の公立校はよくできているということ。

日本はもっと自信を持ったほうが良いと思う。

勉強だけでなくスポーツや芸術も大切にして、遠足や校外学習の機会もあるし掃除や給食のお当番もある。

基本的に子供の個性や家庭の方針を尊重する。

勉強を頑張れない人が非難されたりしないし、公立の学校では足りないと感じる人が塾に通うのも私立学校に通うのも自由。

勉強してもしなくても自由にさせて、それで数学的リテラシーも科学的リテラシーも世界トップレベルです。

読解力が弱いようですね…

OECD 生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018):文部科学省・国立教育政策研究所

子供の教育のためにシンガポール移住を決めるお金持ちもいる

シンガポールマリナベイサンズ

お金持ちは自分の子供により良い教育機会をと考えるし、ためらうことなくお金を注ぎこみます。

高価な品物を買いそろえて贅沢な暮らしをする、お金があればできること。

でも、一日の24時間は他の人とまったく平等で、たくさん持てないし貯めておけないし、失くしても買いもどせない。

子供を育てる作業って典型的なそれで、お金を持ってる人も持ってない人も、同じようにせっせと子供に食べさせて世話をしながら育てます。

子育てしてる時間ってやり直しができないし、一度すぎていった子供との時間は買いもどせません。

だからお金持ちは持っているお金を子供の教育につかいたくなる。

安全で確かな近道を、お金で買いたくなるんです。

お金を持ってる人には、納得いくところにお金をどんどん使ってもらったほうが世の中のためになります。

でも、お金をたくさんかけたからといって子育てはイメージ通りにはいかないもの。

費用対効果どうなの… って場合もある。

子供にどう接したか向き合ったかが重要だと私は思います。 一緒にいられる時間を大切にしたいですね。

シンガポールは子供の教育のために移住を決めるお金持ちもいる。

お金さえあれば子供の教育には選択肢がいくつもあるし、お金を出せば望むようにカスタマイズ可能だからです。

条件に合うから移住をしようと決めたはずなのに、勘違いしてるお金持ちの外国人もいるんです。

外国人としてここに暮らす以上は許可をもらって暮らしている身。

シンガポールに迷惑をかける行為、シンガポールの決まりごとをバカにするような行いも、しないでほしいと心から思います。

Wikipediaだけ読むとシンガポールは素晴らしいところに思えるかもしれないけど… 暮らしてみたら色々感じるところはあります。

日本にも長所と短所があるように、シンガポールにも長所と短所があるんです。

短所は私は言わずにおきますので、想像してください。

シンガポール共和国:Wikipedia

新型コロナウイルスによるシンガポールへの入国制限措置について:在シンガポール 日本国大使館

Photo by Duy Pham on Unsplash

ブログのランキングに参加しています。 

読んだ人が元気になってくれたら、という気持ちでブログを始めました。 是非応援してください。 『Akitaブログ読んだよ』という反応がいただけると、とても嬉しいです😊。

クリック、どうぞよろしくお願いします🌸。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 心のやすらぎへ
にほんブログ村

幸せになるために覚えていてほしいこと

教育熱心な国というだけでなくシンガポールは子供に寛容だし子連れにも親切、子育ては日本よりもしやすいです。

子供の教育のためにシンガポール移住を決めるお金持ちもいるけど、お金をたくさんかけても子育てはイメージ通りにいかないものです。

子育てしてる時間はやり直しができないし、一度すぎていった子供との時間も買い戻せません。 だから一緒にいられるときを大切にしたいですね。

皆さま、応援よろしくお願いします。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事