
『日本の教育ってホントよく出来ているなぁ…』って、思います。
節度や協調性を学んで、社会でそれなりに生きていけるようにしてくれる。
これは恵まれた育ちの人には分からない感覚かもしれないけど…
私が育った家のように、いまいち親が機能していない家庭の子供でも、学校に通ってさえいれば必要最低限の常識と社会のルールだけは身に付くので、そこは本当に有難いなぁと。
ただ、集団行動や同調圧力が苦手な人にとっては、『みんなと同じことをして平均を求められる』日本の学校って、居心地の良い場所ではないんですよね。
規律をキッチリ守ることが求められる日本の暮らし、昔の私には息苦しく感じてあまり好きになれませんでした。
それもあって、私は日本を出たのかもしれません。
🌸 安全で清潔で便利な日本は最高だけど、どんな形でも良いので海外に出てみては。
🌸 集団行動や同調圧力が苦手でも、生きていく場所は必ず見つかる。
🌸 外国で生きることは楽ではない、自己責任で生きることの怖さ。

日本の社会が規則正しく回っているのは、日本人の民度の高さがあるからだと思います。
でも… キッチリしすぎで正直なところ驚くこと多いんですよね。

同調圧力が苦手で日本が息苦しいなら、海外に出る

世の中は自分の判断で動くべきこと多いから、誰とも一緒にいなくたって不安を感じないって、強みです。
自分の行動に責任が取れることが前提ですが、集団からぬけ出すって私は良いことだと思いますよ。

どんな形でも良いので、若いうちに海外に出ると、視野が広がります。
甘くないし、簡単な話じゃないけど、外国で暮らしてみるのも良い経験ですよ。
日本人はみんなキッチリしてレベルが高すぎ、自分にも他者にもわりと辛口の採点をする。
外食するにしたってお料理のレベルは高いし、サービスの質も高い、その割に料金が安い。
店員さんはマニュアル化で教育されているし、嫌な思いなんて殆どしたことありません。
外国だと、さほど美味しいわけでもないお店でも日本と比較して料金お高め、店員さんもいい加減なのにサービス料とかチップが必要。
お店だけではなくて、日本はあらゆることにキッチリしている。
キッチリをお互いが自然に求めあってしまうから息苦しくなる。
空気を読んでの集団行動、同調圧力が苦手で日本が息苦しいなら、外国に出てみてください。
お金をちょっとずつよせておけば、近場の国に出るようなお金はすぐ貯まります。
日本から出ると、生き物として警戒する感覚を呼び覚ますし、生きてくための視野も広がるし、良いことばかりです。
◉ 元々異端者だし、空気読むなんて期待されないので息苦しさから解放されます。
そして、日本の良さを絶対に再認識しますよ。
どんな形でも良いので、海外に出てみることをおすすめします。
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初めは旅行会社のツアーで海外旅行も良いと思います。
でも、日本人同士でずっと日本語しゃべってても発見が無いので、できれば少人数か一人で行く、長期間の旅で。
私が最初に行った場所はシンガポールでした。
今とは状況が違って、当時は物価がめちゃくちゃ安くて、お金がない旅行者もいっぱい見かけました。
バジェット航空が飛んでいたり、格安航空券が買えたりするので、以前よりも海外旅行がずっと身近になりましたよね。

苦労は多いですが、暮らしてみると視野が広がるだけでなく、許容範囲だって大きくなります。
お金を貯めて、10日とか1ヶ月とか、観光ビザでいられる目一杯とか決めて、週単位で貸出してるようなアパートで暮らすのはどうでしょうか。
ワーキングホリデー、お金を貯めて3ヶ月間の語学留学する、交換留学、会社の海外支店に行く、現地で外資の会社に雇われて働く…
外国で暮らす理由なんて、本当に何でも良いと思います。
私の暮らしているシンガポールの隣国マレーシアにも、良い学校がたくさんあります。 生活費も低く抑えられるので教育移住だけでなく老後生活のために移住している日本人がたくさんいます。


空気を読む人と読めない人、同調圧力が苦手な人

面倒に感じたとかではなくて、集団行動に上手くついていけないんですよね。
馴染もうとして頑張ったけど、どこでもとりあえず変わり者あつかいでしたよ。

『人と同じことをしても、付加価値は高まらない』と言いながら、平均を求められます。
安心したいから、つい周りの人の目を気にして、みんなと同じことをしてしまう。
集団行動が苦手だと、学校はあまり居心地が良くない場所だし、先生に注意されることも多くて、さらに孤立します。
「Akitaは、どうしてできないの!」って、運動が得意なクラスの人気者に怒鳴られたことがあります。
確か、体育でバレーボールか何かをしている時だったかな。
同調圧力が強い職場だと、浮いたりしますよね。
職場の先輩に「Akitaは、連帯感って分からんのやろ?」みたいにお説教されたこともあります。
部署でお揃いのTシャツを作ろうって提案されて「私、お金が無いんです。」って断った時。
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私は今でも、同期、〇〇組、〇〇会、そういった集団のノリがちょっと苦手なんです。
集団行動が得意じゃない、同調圧力が苦手、空気読むのが得意じゃない、あなたはどうですか?
強制参加の部活動やサークルの集まり、仲良しグループで企画したイベント
業務開始の15分前には出勤する職場、歓送迎会や同期の集まり、早退なんて絶対にできない部署
もしも息苦しくなったら、お休みつかって別のところにある自分の居場所を探してみましょう。
生きてく場所は、今いるところに別にこだわる必要はないんですよね。
準備さえすれば、居場所っていくらでも変えられます。

安全で清潔で便利で最高、だけど息苦しい時は一休み

初めは英語もうまくなかったし、お金もあまり持っていなかったし、それなりに苦労しました。
でも、良い意味で周りの人達の流れに乗れなくなってから『自分が何をしたい人なのか』が分かった気がします。

自分で考えて動くしかなかったから。
他者を思いやることが出来て、協調性があって勤勉、モラルの高さ、日本の社会は民度の高さがあるから安定している。
安全で清潔で便利な日本は最高だけど、もしも息が詰まったら、一休みしてちょっと海外に出てみる。
視点を変えて観察すると、イライラしていたことも小さなことに変わったりするから。
長い海外生活で『自分の頭で考えて判断する』というクセがつきました。
経済的な苦しさだけでなく、人種差別や宗教の問題、親しい人達との付き合い、信じていた人の裏切り、辛い経験もたくさんしました。
日本人には無い視点を得られたことは、自分にとって財産になっています。

甘くない、海外生活では外国人だし自己責任

周りの目を気にすることも減って『これは恥かな』とか、あまり考えなくなりました。

自国ではないところで暮らすというのは、身内や心を許せる友人がいない中で、全部を自力でやりくりする必要があるから。
解放感があったとしても基本的に自己責任なので、外国生活って孤独との闘いです。
あえて言うと、海外生活で知り合う日本人の中には利己的な人が一定数いるので、利用されないように。
外国生活は甘くないので、自分の居場所をうまく見つけないと精神をやられます。
無計画に動いて危険な目にあったり、上手いことだけ言うエージェントにのせられて大金を失わないように、慎重に計画してくださいね。
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外国生活では危ない思いもするので、すっかり警戒心が強くなりました。
一番怖かったのは、借りているお部屋に合鍵を使って、突然大家が入ってきた事件かな。
信じていた人にお金を盗まれたりとか、聞いていた身の上話が全部嘘とか、他にも信じられないようなこと色々あります。
まっすぐで優しいお人好しの日本人は、海外でも騙されやすい。

同調圧力が苦手だって、周りに合わせる努力は必要

『帰りたい』と思ったときに、帰れる場所があることは当たり前のことではなく、とっても有難いことです。

秩序の保たれた日本に暮らすには、自分だって最低限ルールは守らないとね。
日本の暮らしは安全で清潔で便利、何を言っても許されるし、どこに行くのも個人の自由。
外国人としてよその国に暮らすよりもずっと、選択肢が多いし可能性だって広がります。
安全で便利なところには暮らしたいけどルールは守りたくない、同調圧力が嫌だし息苦しい、自分勝手なわがままを通そうとするのはただの困り者です。
世界基準で見ても圧倒的に価値の高い場所に暮らしているのだから、社会の秩序を保つためにも、最低限のルールは守りたいですね。
そこは内戦など無くて、街を強盗が歩いていない、清潔で治安が良くて約束は守られるもので、食べ物が美味しく四季が美しい日本ですから。
周りの人達に甘えて迷惑をかけるだけ、一切人には合わせられずでは、ただの困った人になってしまいます。
自分にとっての最高の居場所なんて、見つかりません。

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今日のまとめ
生きていく場所はけっこう見つかる、今いるところにこだわる必要はありません。
息苦しくなったら、お休みつかって別の居場所を探してみましょう。
どんな形でも良いので、海外に一度出てみることをおすすめします。
安全で便利なところには暮らしたいけどルールは守りたくない、自分勝手なわがままを通そうとするのでは、ただの困り者です。