
辛い生活をおくっていても、そこからぬけ出せない人が世の中にはたくさんいます。
苦しい毎日をイライラしながらおくって、文句は言っても解決する方法は考えてない人、いわゆる『不幸からぬけ出す努力をしてない人』のことです。
私の両親などは、もう完全にそれでした。
どうして自分は苦しいのか生活が良くならないのか疑問を持たない、世の中の仕組みがよく分かってないから社会の底の方でうずくまったまま思考停止…
でも、これって考える方法を教えられていないだけなんです。
昔、深夜バイトしたときに会った人達のこと、お話させてください。

疑問を持って動きはじめると結果が違ってくるから、『辛い、苦しい』と思うだけで終わらせないようにしましょう。

Contents
お金がないまま思考停止、高校生のとき深夜バイトで会った疑問を持たない不幸な人達

高校生の頃、時々だけど深夜バイトをしてました。
基本はケーキ屋さんでバイトして、どうしてもお金が回らない時には知り合いが紹介してくれる日雇いのアルバイトに行ってたんです。
深夜バイトで行ったお弁当工場では、こわいくらいワケありな人達にたくさん会った…。

昭和の話なのでチェック機能も無かったし、今よりもずっと人権意識とか低かったんですよね。
日雇いのアルバイト、その中でもお金を稼げたのは夜中のお弁当工場でした。
夜の9時くらいから朝の4時とか5時まで、ベルトコンベアとかステンレス製の台の前に立ってオールナイトでお弁当作りをするんです。
そこでつくっていたのはコンビニ弁当とかではなく、重箱につめた仕出しの高級なお弁当や、企業のパーティーとか謝恩パーティーで出るようなお値段高そうなオードブルでした。
もしも、どこかで食べたことあったら… それ深夜バイトの人がつくってたりします。
このバイトが、お金はまあまあ稼げたのですが、体力も気力もかなり消耗しました。
気力まで消耗したのは、たぶん働いている人達とかかわって、自分も似たような大人になる気がしてなんか不安だったんですよね。

たくさん問題を抱えていたけど、何に対しても疑問を持つことなく思考停止で、目の前のお惣菜をつめる作業をしていました。
お金がないのに思考停止でいると貧乏からぬけだすのは難しい、消耗するだけの人生になる

深夜バイトのお弁当工場で会った人達は、ほぼ例外なく不幸な人だった
お弁当工場での仕事は、ベルトコンベアで流れてくる容器に自分が担当する食材をつめるくりかえし作業でした。
一つ一つはたいして美味しそうでもないお惣菜が、後半になるにつれて綺麗なお弁当になっていくんです。
深夜のお弁当工場には、くたびれた感じの中高年のおばさんがたくさん働いてて、声をかけてくる人はみんな優しかったです。
高校生の女の子がお弁当作りの深夜バイトに来るなんて事情があるわけだから、可哀想な子に思われたんでしょうね。
お弁当工場で会った女性達は、ほぼ例外なく不幸な人でした。
どうして苦しいのかを考えて生活を仕切り直せば、状況が良くなることがほとんどなのに、考えないから動けない。
思考停止すると、身動きがとれなくなるというお手本でした。
旦那さんが働かない、旦那さんがお酒を飲んで暴れる、妻子ある男性と暮らしている、暴力を振るわれて歯が欠けている怪我している…
お酒を呑み歩くのが好きで借金がある、ギャンブル好きで借金を抱えている、病気の子供がいる、自分が重い病気…
理由はいろいろですが、もう本当に不幸な生活をおくっている人ばかり。

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不幸の中でうずくまる身動きとれない可哀想な人達
30分くらいの休憩がもらえて、おばさん達は自分の人生がいかに不幸でキツイのかをよく話していました。
出された軽食を食べたり、タバコを吸ったりしながら…
「私の人生、本にできるくらいだ。」 おばさんが言うのを聞きました。
お金がなくて思考停止でひたすら消耗しているだけの人生…
不幸なだけの人の話なんて、本にしたところでたぶん誰も興味ありません。
可哀想な世界にどうやって落ちたのか恐いもの見たさが少しあったとしても、間違ってもその本は売れたりしないでしょう。
『自分はそうならないようにしよう』『自分は幸せで良かった』 人はそう考えたいだけです。
以前たまたまみつけたブログの記事に、外国人の貧しい子供がホームレス向けの炊きだしの行列に並ぶ写真がのっていて
『貧しくて可哀想、まだ5歳くらいなのに』って、書かれていた。
『うちは子供達にちゃんとご飯を食べさせよう』『お金をもっと貯めないと』 記事を読みすすめると書いてあって、おわりの方に自分の家の美味しそうな晩御飯の写真がのせてあった。
『この人、正直すぎるでしょ…』って、思いましたね。

“アルバイト 深夜 日払い” と入れて検索したら、すぐに条件の良いところを見つけられるから、ホントに羨ましい。
疑問を持たずに思考停止して、手放しで人を信じるのは危険

私の家は貧乏だったので、高校生のころからケーキ屋さんでアルバイトしてたんです。
学校の放課後と土日、アルバイト代はたしか一番高かったときで時給530円。
ケーキ屋さんではタイムカードをガチャンと押してたのですが、やめていった人達のタイムカードが翌月にもそこにあったんです。
当時は分かりませんでしたが、就職してから『あれは税金対策だ…』と気付きました。
正しく税金を納めないくらいだから、アルバイト代もごまかされていた可能性だって無きにしもあらずで…
『あの頃は何も考えてなかったなぁ』と反省しました。
『おかしい』と後で気付けたとしても、過ぎた時間はどうやっても戻らないからです。
思考停止で他人を信じ過ぎるのは危険です。
お給料は、金額が書かれた封筒に入ったものを受けとってましたが、高校生だった私は計算をし直すとか考えたことも無かったです。
学生のアルバイト代をごまかして計算するのなんて、きっとオーナーからすると簡単なことでしたよね。

ケーキ屋さんで一生懸命バイトしても、学校の定期券代やお昼ごはんのお金をとり分けるとあまり残らず、修学旅行の積立金までお金がまわりませんでした。
親はお金を出せなかったので、それで時々深夜バイトに行って働いたんです。
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辛い苦しい生活からぬけだす方法や解決策を考えて動く

極限まで辛い思いをしても解決するために動けない、一番の理由は生まれてからずっと『問題を解決するための考え方』を教わらないまま大人になったからです。
私の親もそうでした。
高校生の娘が、深夜バイトに行かなければならないような生活って異常だし、仕切りなおしが必要なはずです。
でも、父親は無関心で母親は泣いているだけ、解決策を考えて動いたりしませんでした。
深夜のお弁当工場で会った人達もそうです。
苦しい生活に不満を持っていても愚痴を言っているだけで思考停止、身動きが取れなくなっていることにも気付いていない。
教育を受けていないから、問題を解決するために考える習慣が無いのです。
◉ 解決策を自身で見つけられなくても、知ってそうな誰かに聞いたり助けを求めたり出来たはずですが、そうはなりません。
解決策を見つけたいという考えにまで行きつかない。
外の世界に解決策があることにも気付かないんです。
お金がないのに思考停止でいると貧乏からぬけだすのは難しくなる

お弁当工場で会った人達は不幸の中で思考停止してました。
不幸を嘆いて文句を言いながら、ただ待っているだけなんです。

程度にちがいはあっても、似たような人どうしで慰めあって、安心しています。
世の中を恨む気持ちのまま思考停止だと、そのうち身動きが取れなくなってしまいます。
辛いからってうずくまっていても、状況は何も変わらないんですよね。
似たような境遇の人となぐさめあって安心しても、考えて動いて苦境に立ちむかわないと変化はおきません。
次に、思考停止にならないための考え方を書いていきます。
思考停止にならないように、解決策を考えて動く

思考停止している人は、問題を解決する考えかたを教わっていないだけなんです。
お弁当作りの深夜バイトで会った人達も、私の親もそうです。 考え方を知らなかっただけです。
問題を解決する考え方と行動をセットで習慣にしましょう。
疑問に思うことを習慣にする『自分はどうするのか』って考える

目の前にあることを、とりあえず疑ってから『じゃあ自分はどうするのか』って考えるようにします。
苦言や忠告をしてくれる人の話を聞く

でも、人は誰だって自分のことで忙しい。
忙しいし面倒なのも分かって意見してくれるのは、あなたのためを思ってです。
イライラ、モヤモヤする要素を分解して原因を見つけて、それぞれの解決策を考える

一個ずつに分解して原因をみつけてから解決策を考えます。
まず、イライラ、モヤモヤしていることを紙に書きだしてみてください。
愚痴をこぼしあうだけの関係や解決する気のないネガティブな話ばかりする人と会わない

ポジティブな気持ちをキープするためにも、人間関係は定期的に見直します。
なりたい自分を想像して来年までの目標を決める、やることリストとやめることリスト

一年後にむけての、やることリストとやめることリストをつくりましょう。
すぐに手をつけられることから始めましょう。

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幸せになるために覚えていてほしいこと
辛い思いをしているときにこそ思考停止はダメです。 良い意味で日本はヌルイから、それなりのところに収まって納得してしまう。
程度に多少の違いはあっても、似たような境遇の人と慰めあって立ち止まらないこと。
思考停止で他人を信じすぎるのは危ない、おかしいと後で気付いたとしても過ぎた時間はどうやっても戻りません。