若いペンギンの群れ
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『同調圧力がつよいから、周りにながされる人が多いな…』

外国で暮らすようになって30年ちかく、ずっと日本を外側から見てきて感じてます。

私もそうですが、子供時代から『みんな一緒に』という生活をくりかえして大人になるから、日本には強い同調圧力(同調圧力:Wikipedia)があるんだと思う。

動くまえに場の空気をよむのが習慣になっているし、お互いにレベルの高い反応を求めてしまいます。

Akita
同調圧力からぬけ出す方法について書きました。

白ワインのグラス
Image by Pexels from Pixabay 

同調圧力をかける人と同調圧力が嫌いな人、日本の強い同調圧力って何なのか…

夕方 焚き火
Photo by Kimson Doan on Unsplash

日本はさしさわりなく物事をすすめるために調和を大切にしている国で、ときにはそれが同調圧力にもなってしまいます。

周りが気になって、大切な場面でも自分の気持ちをおさえて合わせてしまう。

就職や職業選択、残業する、有給休暇をつかう…

趣味、流行語、習いごと、持ちものやファッションの流行…

『なんか違うかも…』って違和感があったとしても、波風たてないでやりすごすほうを選ぶ。

空気をよむってこれですよね…。

Akita若い頃
真面目で責任感が強い、協調性と思いやりの気持ちが強い。

まちがいなく日本人って優れてるし『危機のときの連帯感は世界最強』って心から思います。

日本は一般人の民度が高いから、とりあえず周りに合わせておけば楽だし安心だし、あまりひどい目にもあいません。

平等や公平を大切にして平均的なものを好む国民性というのも大きい。

『みんなと一緒で、得することあまりないのに…』そう感じることもあるけど、

周りの人を信じても大丈夫な国、これはすごく恵まれてることでもあるんですよね。

おすすめの本

Akita
『他人を支配したがる人たち』は、人に圧力をかけて支配しようとする人の対処法が書かれています。

支配欲がつよい人って、はじめは良い人の雰囲気まとって近づいてくるから気づけないんですよね。

💠『他人を支配したがる人たち』詳しくはこちらから。

同調圧力からぬけ出すために考える習慣

ベンチに座る女性達
Photo by Chris Murray on Unsplash



周りの人から『それおかしい 』って意見されたら、やっぱり誰でも迷いますよね。

流されることなく同調圧力からぬけ出すには、考える習慣です。

『それ、おかしいよ』と言った人が、あなたと一緒に責任をとる人だったら(←親御さんやパートナーは当然ですが)、きっちり話し合って考えてから決める。

『それ、おかしいよ』が、あなたの選択に責任をとるつもりがない人だったら(迷惑がかからない人なら)、忠告は受け止めてよく考えて、最終的な判断は自分の気持ちを大切にする。

『おかしいよ』と意見されたときに、忠告やアドバイスを聞くことは大切です。

そのあとに『じゃあ自分はどうするのか』を考えるのはもっと大切です。

自分で責任がとれる範囲なら、どう動くのかを自分で決めたほうが後悔ありません。

Akita中学生
日本では皆と同じようにできない人は、笑われたり変わり者あつかいされますよね。

どんなときでも『じゃあ、自分はどうするのか』って考える習慣はとても大切です。

同調圧力をかける人が苦手なら、ぬけ出すのもあり

パーティー会場
Photo by Efren Barahona on Unsplash

職場での同調圧力について

同調圧力をかける人は昔からいて、私も会社勤めしていたときに『連帯感とか考えてない人』って職場の皆がいるところで言われたことあります。

会社のイベントで着るために「部署全員でおそろいのシャツを作ろう!」と、人気者の先輩が言いだしたときです。

一度きりのイベントだしけっこう高かったから、お金がないことを伝えてやんわり断りました。

そのときに『気持ちを一つにするのに必要なんだから』とお説教されたんです。

シャツはつくりましたが、全員で一緒にみたいなノリに馴染めず、すこししてから転職しました。

Akita若い頃
先輩は実家暮らしで余裕があったんだろうけど、一人暮らしで私はギリギリの生活…

皆で同じことしたい人って、他人の事情には興味ないんですよね。

Akita
集団の中にいると連帯意識を求められるけど、異質な人を排除しようとする同調圧力がイジメになることもあります。

部活動からの影響なのか、日本人のノリなのか。

今は、転職のために無料で市場価値を計算してくれたり、転職先を診断をしてくれるサイトがあります。

似たような条件の職場って、探すとけっこうあるものです。

『いざというときは転職すれば良いし』って考えるだけで明るい気持ちになれますよ。

同調圧力のないところで暮らしてみる

Photo by Ben Duchac on Unsplash

私は、同調圧力の強かった貧しい人たちのコミュニティーから逃げだしました。

町をでるとき、人間関係を整理したとき、ぬけ出そうともがいてたら、いろんなこと言う人いましたよ。

でも… 同調圧力に負けて思いとどまっていたら今の生活はないわけだし、たぶん幸せになれなかったと思います。

高校生の頃に深夜バイトで会った人達のことを書きました。
同級生の女の子が水商売をしてお金を稼いでいた話はこちらから。

同調圧力を感じないよその国で、外国人として生活するのもおすすめします。

集団行動や同調圧力が苦手なことは、悪いことばかりでもありません。 

長いこと私が外国で暮らせたのも、”自分は自分”という風にいつも思えたからです。

日本の良さを実感できるから頑張って海外で暮らしてみるのも良いかもしれません。

同調圧力で息苦しくなったら、一度一休みして別の場所を探してみるのもありです。

 

人とは違うとしても、自分で責任がとれる道ならかまわないと思います。

幸せのために自分の道を行く

レインボーブリッジ、東京お台場の夜景
東京お台場の夜景

同調圧力も空気を読むのも苦手なら、自分の道を行く

もめるのが面倒なだけで、本当は同調圧力が苦手という人はいると思います。

同調圧力も空気をよむのも苦手なら、まずは半分だけ体を出してみたらどうでしょう。

みんな一緒に、みんなで頑張る、それで責任もみんなで連帯責任… 

キツイなって思うなら自分の幸せは守りましょうよ。

すこし勇気があればコミュニティーやグループからぬけ出せます。

最初は噂されるかもしれないけど、グループを去って暫くするとみんなの興味は薄れていくんです。

コミュニティーからぬけ出すって勇気がいるけど、人間関係や人付き合いを見直すことは必要なことです。

自分の道を行くには、孤独にはなるかもしれません。

今まで所属していたコミュニティーやグループとは繋がりはうすくなるけど、寂しがったりしないで自分の選んだ道に勇気をもって進みましょう。

Akita若い頃
言いたいことも言えない雰囲気だったら、きっとそこはあなたの居場所ではないんですよ。

次の居場所を見つけて移動しましょう。

Akita
外国に出たことで大変なおもいはしたけど、無理して周りに合わせるノリからも物理的な距離もおけました。

以前よりもかなりゆるくなってるけど、それでも日本にいると自分の意思で別行動するって勇気いりますよね。

同調圧力に負けない、自分で責任が取れる範囲で自由に動く

手を取り合ってハートを作る女子
Photo by Melissa Askew on Unsplash



同調圧力をかける人達、それに巻きこまれる人達、そこからぬけ出す人達、どれが良くてどれが悪いとかはないです。

ただ、皆と一緒であることにあまり価値はないと思います。 

同調圧力で流れにまかせて生きているうちに、上手くいかなくなったと嘆いて誰かのせいにしても、時間はもどってきません。

批判するだけの人になるのはやめて、『じゃあ、自分はどうするのか』といつも考えて動くようにしましょう。

どう動くにしても、自分で責任が取れる範囲で選んだ道だったら構わないと思います。

自分の主張をとおして責任はとらないのでは、子供のようなただの困った人です。 

Akita
自分の行動に責任を取るのなら、自分の判断で好きなように動けます。

コミュニティーの中には同調圧力をかける人や支配欲の強い人がいますよね。

協力してくれる周りの人に合わせる努力は必要

庭の赤い小花

自分の判断で生きているうちに上手くいかなくなったとき、一人では絶対に生きていけません。

日本には、上手くいっていない人を受けいれてサポートしてくれる優しさもあります。 

日本での生活は安全だし何を言っても許される、どこに行くのも個人の自由です。

そして『お互いに配慮し合う』これが普通にできてる日本って素晴らしい。

よその国ではそれは望めないし、羨ましいです。

『自由にさせてもらいたいし、規律をまもるのも嫌だ』『でも受け入れてほしい、サポートもしてほしい』って迷惑をかけながら生きるのでは、ただの厄介者です。

周りの人に支えてもらいながら生きてるのだから、コミュニティーの最低限のルールは守りましょう。

Akita
受けいれてくれるコミュニティーがあることは本当に有難いことです。

飢えて死ぬようなこともありません。

私のような外国暮らしの人間も、日本が良い国であることに幸せを感じます。

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幸せになるために覚えていてほしいこと

日本はハーモニーを大切にしているから、強い同調圧力もあります。 

日本人のノリや同調圧力が苦手なら、一度その輪から離れることを考えてみましょう。 一方で、自分で選んだ道をいくには責任がともなうことも忘れないでください。

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